2008年12月19日

渡辺竜王が初の永世竜王に、4勝3敗で羽生名人下す

渡辺竜王が初の永世竜王に、4勝3敗で羽生名人下す
2008年12月19日(金)2時0分配信 読売新聞

将棋界の最高位を争う第21期竜王戦(読売新聞社主催)、渡辺明竜王(24)と挑戦者・羽生善治名人(38)の七番勝負第7局は17日から山形県天童市の「ほほえみの宿 滝の湯」で行われていたが、18日午後7時30分、渡辺が140手で勝ち、3連敗からの4連勝で逆転防衛、5連覇を果たした。優勝賞金は3200万円。

 渡辺は規定により、初の永世竜王の資格を獲得した。70年以上に及ぶ将棋のタイトル戦の歴史で3連敗から4連勝したのは初めて。渡辺の24歳7か月での永世称号獲得は、中原誠永世棋聖の23歳、羽生永世棋王の24歳5か月に次ぐ年少記録となる。

 今シリーズは、勝った棋士が永世竜王になる「永世称号争奪戦」。七つのタイトルのうち、永世名人など六つの永世称号を持つ羽生は、今シリーズに史上初の「永世七冠」をかけて挑んでいたが、渡辺に阻まれた。


12月19日付 編集手帳
2008年12月19日(金)1時57分配信 読売新聞


 将棋の大山康晴十五世名人に、講演をした折の逸話が残っている。演壇から降りて係の人に、「お客さんは何百何十何人でしたね」と告げた。主催者の記録と、ぴたり一致していた◆「客席は将棋盤と同じマス目だから、ひと目で分かりました」、そう語ったという。米長邦雄永世棋聖には「兄たちは頭が悪いので東大に行ったが、私は頭が良いので棋士になった」という伝説の語録もあるが、棋士の頭脳ほど神秘的なものはない◆郷里で“神童”と騒がれた少年たちの一部が選ばれてプロになり、ほんの一握りがタイトルを手にする。「永世」の称号となれば、気の遠くなる天の高みである◆将棋界の最高棋戦、竜王戦で渡辺明竜王(24)が挑戦者の羽生善治名人(38)を破り、5連覇を果たして初代「永世竜王」の資格を手にした。3連敗から4連勝は将棋タイトル戦の歴史で初めてという。「すわ逆転か」「いや再逆転か」と最後の最後まで優劣不明だった最終局は、激闘譜として語り継がれるだろう◆神に愛(め)でられし頭脳二つが白刃を交えて綴(つづ)った棋譜を眺めつつ、神に疎んじられしわが頭脳も芯まで痺(しび)れている

竜王戦 - Wikipedia

竜王 - Wikipedia


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posted by ぴか at 08:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース
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