2010年10月08日

ノーベル化学賞 好対照の「同窓生」 鈴木章氏、根岸英一氏

ノーベル化学賞 好対照の「同窓生」 鈴木章氏、根岸英一氏産経新聞 10月7日(木)16時53分配信

受賞会見を行う根岸氏

 ■鈴木さん その道ひと筋に/根岸さん 永遠の楽天主義

 有機合成の研究で、日本人として2年ぶりのノーベル化学賞受賞が決まった北海道大名誉教授の鈴木章さん(80)と、米パデュー大特別教授の根岸英一さん(75)は、かつてパデュー大で同じ指導教官に学んだ。その後日米に分かれ、世界的業績を挙げた2人を、周囲は「好対照の同窓生」と評する。

 自身も2001(平成13)年に化学賞を受賞した野依良治・理化学研究所理事長は、両氏をよく知る一人。2人の性格は「相当違う」と言う。

 鈴木さんは「純日本人でその道ひと筋の人」。留学の2年間を除いてほとんどの研究人生を北大で過ごした。本人による受賞の感想は「非常にラッキー。ほかの研究者がいい仕事をしているのに申し訳ない」と控えめ。親交のある柴崎正勝・東京大名誉教授は「能力を表に出さず、心に秘めている」と語る。

 一方の根岸さんについて、野依さんは「行動も発言もきびきび」。「研究を極めたい」と渡った米国での生活は半世紀近くになる。

 「究極の楽天家だと思う」と話すのは、三上幸一・東京工業大教授。根岸さんは還暦を祝うパーティーの際、編集された書物に「人生の目的は(略)、永遠の楽天主義で幸福を追求すること。しかし科学における真理の追求と同じで、何が幸福で何が真理かは誰にも分かっていない。神のみぞ知る」との文章を寄せた。

 そんな2人の受賞を後押ししたのは、パデュー大の指導教官で、1979年にやはり化学賞を受けた故ハーバート・ブラウン博士。2人が学んだ時期は違うが、受賞決定後の喜びの会見ではともに、同博士から「ノーベル賞にノミネートしたいと言われた」と、恩師との思い出を明かした。

 鈴木さんの「教科書に載るような研究を」という口癖は、ブラウン博士から受け継いだもの。根岸さんの「永遠の楽天主義」も同博士の影響という。教えをそれぞれが温めた結果は、医薬品、液晶材料など、命や生活を支えるさまざまな製品の基礎技術として実を結んだ。

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posted by ぴか at 04:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | ノーベル賞
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