2011年04月15日

3月の外国人旅行者半減 震災、原発事故で最大の落ち込み

3月の外国人旅行者半減 震災、原発事故で最大の落ち込み産経新聞 4月14日(木)17時17分配信

人影もまばらな箱根湯本の商店街=4日、神奈川県箱根町

 日本政府観光局は14日、3月に日本を訪れた外国人旅行者数(推計値)は35万2800人だったと発表した。東日本大震災福島第1原発の事故による影響で、韓国、中国、欧米などからの訪日が軒並み激減した。外国人旅行者数の減少は17カ月ぶり。減少幅としては1971年8月の41・8%を上回り、過去50年で最大となった。


 3月11日の震災後、主要国は一斉に被災地や日本全体への渡航の自粛、延期を求める勧告を出した。こうした影響から、震災の影響を受けていない11日までが4%増の約21万5千人だったのに対し、12日から31日は73%減の約13万7千人と大きく落ち込んだ。観光局では、「震災が世界の人々に衝撃を与え、原発事故で旅行の前提となる安全・安心に対する懸念が高まった」と分析している。

 一方、3月の出国日本人数は、前年同月比18%減の128万2000人で、6カ月ぶりに前年実績を下回った。観光局は「震災で海外旅行の自粛が顕著になった」とみている。

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