2011年05月11日

震災発生2カ月 不明9800人超 12万人避難

震災発生2カ月 不明9800人超 12万人避難河北新報 5月11日(水)6時13分配信

 東日本大震災は11日で発生から2カ月になる。大地震、大津波に東京電力福島第1原発事故が加わった複合災害で1万5000人近い人が死亡し、行方不明者も1万人に迫る。避難所に身を寄せる住民は岩手、宮城、福島の東北3県を中心に12万人近くに上る。避難生活の長期化は避けられず、3県は当面必要な仮設住宅を計5万8000戸と見積もり、建設を急ぐ。

■死者・行方不明者
 警察庁のまとめでは、震災による死者は10日現在で12都道県の1万4949人、不明者は6県で9880人で死者・不明者は計2万4829人となっている。
 岩手、宮城、福島3県の死者は岩手4400人、宮城8941人、福島1544人。不明者は岩手3275人、宮城5969人、福島632人。死者・不明者は3県で全体の99.7%を占める。
 津波で沖合に流された人も多く、捜索は難航している。福島では原発事故による立ち入り規制が捜索を阻んでいる。

■避難状況
 各県災害対策本部によると、岩手の避難者は在宅で食事や物資の支援を受けている人を合わせ、5日現在で3万7482人に上る。宮城は10日現在で石巻市、南三陸町、気仙沼市など沿岸の13市町を中心に3万3207人となっている。
 福島第1原発の半径20キロ圏内が警戒区域となった福島は10日現在5万9020人が避難所での生活を余儀なくされている。県内の避難所で生活している住民が2万4965人なのに対し、県外避難者は3万4055人。避難先は44都道府県に拡大している。

■仮設住宅
 岩手は7月上旬までに仮設住宅1万4000戸の完成を目指す。当初、必要戸数を1万8000戸と見込んだが、申し込みが少なく、下方修正した。
 宮城は9月末までに3万戸を供給したい意向。既に15市町で1万1309戸の建設に着工し、約1300戸で入居が始まっている。
 福島は7月末までに1万4000戸、状況に応じて9月末までにさらに最大で1万戸の完成を見込む。県外避難者の動向が把握できず、必要戸数を見通せないでいる。 最終更新:5月11日(水)6時13分

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