2007年05月27日

河瀬監督胸張った…コンペ部門でトリ飾った

河瀬監督胸張った…コンペ部門でトリ飾った
公式会見に出席した尾野真千子、河瀬直美監督、うだしげき、渡辺真起子
 【カンヌ26日】「第60回カンヌ国際映画祭」のコンペ部門で日本で唯一、出品している「殯(もがり)の森」(河瀬直美監督、日本公開6月23日)の公式会見が行われた。同監督は10年前に「萌の朱雀」でカメラドール(新人監督賞)を受賞、4年前には「沙羅双樹(さらそうじゅ)」でコンペに出品しており、3度目のカンヌ。同夜にはコンペ22作品の最後となる公式上映が行われ、27日午後7時30分(日本時間28日午前0時30分)からパルムドール(最高賞)などの授賞式が行われる。

 河瀬直美監督(37)がカンヌに“凱旋”した。10年前には「萌の朱雀」で最年少のカメラドール(新人監督賞)を受賞。03年の「沙羅双樹」以来のコンペ出品。北野武監督(60)の短編上映、松本人志監督(43)の「大日本人」など日本でも話題続きのカンヌだが、「殯の森」がパルムドール(最高賞)を争うコンペ部門では日本で唯一の出品。カンヌの“申し子”が、コンペに出品された22作品でも最後の上映として、トリを飾った。

 河瀬監督は会見で「光栄に思うと同時に、この歴史に足跡を残したと胸を張って言いたいです。カンヌ映画祭が私の作品を待っていてくれた。私自身を育ててくれた。40年後、100回目の映画祭で、77歳の私は、あそこでジャンプしたいと思います」とレッドカーペットの方向を指さして宣言した。

 26日午後10時(日本時間27日午前5時)の公式上映を前に、25日夜に行われたプレス上映ではラストシーンで、何人もの年配のヨーロッパ系の記者が目頭を押さえ、涙する姿が…。納得のいかない作品にはブーイングを浴びせる記者も多いプレス上映だが、上映後は拍手が起き、上々の滑り出し。フランスの映画誌「le film francais」の星取り表では3人の評論家が5段階中上から2番目に評価する「Passionnement(熱狂的)」を付けた。

 河瀬監督は「認知症の人を主人公にしたのは、(世間は)かわいそうな人として下に見ているところがある。病気になっても感情はなくならないし、魂はある。それを現代人は忘れてしまっていると思う」とテーマを選んだ理由を説明した。

 日仏合作映画として10月下旬にはパリで10劇場、仏全体でも60劇場での公開が決定している。

 ◆殯の森 奈良市の山間部を舞台に、子供を事故で失い、孤独にさいなまれる介護士の女性・真知子(尾野真千子)が、グループホームで認知症の初老の(文筆家・うだしげき)と出会う。男性が30年以上も前に亡くした愛妻の墓がある森を2人でさまようストーリー。

(2007年5月27日06時00分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070527-OHT1T00021.htm

4年前の「沙羅双樹(さらそうじゅ)」完成後の生活の変化(祖母の認知症、3年前に出産し男の子のお母さんになったこと)が投影されている作品なのだそうです。介護と育児に追われる中でも映画を撮りたいと思い続けたのだそうです
河瀬直美 公式サイトhttp://www3.kcn.ne.jp/~kumie/


タグ:河瀬直美
posted by ぴか at 06:30 | Comment(0) | TrackBack(3) | 芸能
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