見えない感情伝えたい
すきのない美しさが魅力なのに、なぜこれほど「三丁目」という下町にしっくりとくるのだろう。
「演じているヒロミは、外見ははすっぱな感じなんだけど、中身は普通の人間。泣いたり笑ったりといった人間的な喜怒哀楽を表現しようと心がけています」
ヒロミは前作のラストで、作家志望の茶川(吉岡秀隆)の元を離れていった。しかし、離れればなお、互いを思う気持ちは募るばかり。続編で二人はさらに紆余(うよ)曲折を重ね、ヒロミは2度涙を流す。悲しいからではなく、茶川の愛情の深さに揺り動かされたためだ。
「ヒロミが、茶川さんのことをどんなふうに感じているか。その感情がどう動いていくのか。見えない部分を伝えたくて……」
茶川は、お金もないさえない男。ヒロミとは対照的に見えるが、「不器用なところが共通していますよね。だから、ひとつのことに一生懸命になっている姿が、ヒロミにはステキに見えるんじゃないかな」。
映画の核心をなすのは、「お金より大事なものがある」という茶川のセリフ。それが何か、ヒロミを演じた女優は十分過ぎるほどわかっているに違いない。
文・近藤孝
写真・小林武仁
Q お肌がとてもきれいですが、気をつけていることは?(千葉県・篠原由美さん)
A 最近は特別なことはしていませんが、水を飲むこと、汗をたくさんかくことかな。あとは、ストレスをためないようにしています。
Q 食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋とありますが、それぞれの中で、一番好きなものはなんですか。(さいたま市・YONYONさん)
A 食欲はパワーの源ですからね。週5回食べる時もあるサンマかな。スポーツは、エアロビクス。読書は、自分の潜在能力を高めるため、スピリチュアル系の本を読んでいます。
Q お休みの日はどんな過ごし方をされてますか。(兵庫県・ミコリンさん)
A 犬を飼い始めたので、犬と遊んでいます。かわいいですね。癒やされてます。
映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」
一昨年公開されて大ヒットした映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の続編。昭和34年の東京を舞台に、夕日町三丁目の人々の涙と笑いのドラマを描く。出演は、前作に続き、堤真一、薬師丸ひろ子、堀北真希ら。全国で公開中。
プロフィール
こゆき
1976年12月18日、神奈川県生まれ。モデルを経て、テレビドラマ、CM、映画などで活躍。映画出演は「Laundry」「回路」など。2003年には米国映画「ラストサムライ」にも出演し、トム・クルーズらと共演した。
(2007年11月9日 読売新聞)
「ALWAYS続・三丁目の夕日」茶川役の吉岡秀隆
ALWAYS 続・三丁目の夕日
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